【自習時間】
中学校ではテスト前など、一時間の授業を「テスト勉強」の名のもとに、生徒に提供することがよくあります。いわゆる「自習」「自学」の時間です。
ワークなどの提出物整理でも、配布されたプリントの復習でも、自分で考えて50分を使えば、家庭学習の効率化にもつながりますし、分からないところを教師に質問することもできます。しかし、その時間の利用の仕方には個人差があります。
ワークをせっせと解いている生徒、自学ノートのまとめや白紙に英単語や漢字を黙々と書いている生徒など、順調な生徒も多くいます。しかしその反面、友達と私語をしている生徒、髪の毛をいじっている生徒、教科書を眺めているだけの生徒、教科書は広げているものの、ぼーっとして一点を見つめている生徒や居眠りもしくは机に顔を伏せて寝てしまっている生徒もいます。
その子たちは、学習内容が理解できていないだけでなく、どういうふうに勉強していいのか、学習の仕方が分からない子たちで、提供された50分を有効に使う手立てを知らない子です。
そしてやる気を失ったまま授業に臨んでいる生徒です。
(その子なりには頑張っていると思いますが、頑張れてはいない状態です)
授業で勉強の仕方や効率の上がる学習方法(スキル)を伝えることは、学期初めにノートの有効な取り方を含めた勉強法を話すことがあるくらいで、それ以降の普段の授業ではほとんどできません。
担当教師は、私語をしている生徒には積極的に注意しますが、ぼーっとしている生徒や寝ている生徒には積極的に注意しません。他人の迷惑にならないからです。
また本来、有効な勉強の仕方は個人によって異なるものです。
そしてそれは、一斉授業の中で指導したことを個人が実践し、少しずつ自分のものを確立していくものです。
したがって、50分を有効に利用できない子が、学校の一斉授業の中でそのスキルを教わるチャンスは、もはやないに等しいといえます。
その子に合った方法が確立できるためには、教師が個別対応でアドバイスをし、少しずつ実践をとおして効率を上げた学習をつかさどっていくことが必要となりますが、そんな時間は学校生活ではほとんど保障されないのが現状です。
【理想 展望】(MaeL流の考え)
私のMaeL塾では、学校生活ではできない、そこを何とかしたいと思っています。
少しずつ…何かをきっかけに、生徒自身の自己教育力を伸ばたいと思っています。
自分の学習の仕方がある程度確立すると、自学の程度(レベル)が上がり、実力は確実にアップします。
「できる実感」を持ち始めると、凧が風に乗って大空に舞い上がるように、調子が上がり、どんどん先へ行ってみたくなり、行動意欲が倍増します。さらにプラスイメージが膨らみ、学び方のスキルを自分で選んで習得できるようになり、・・・・。
そうなったらしめたものです。もう塾のお世話にならずとも、自分に必要な教材や資料を自分で選んで学習していけるようになります。学び方を自分自身で学べる高度な学習方法が身につくことでしょう。
MaeL塾では、できるだけ効率の良い学習方法を知り、自学力を高め、自分独自の学習習慣を身につけることを大きな目標としています。無駄を少なくし、短時間で成果の上がる自分だけの技です。楽しさから湧き出る意欲と充実感…、そのきっかけをMaeL流数楽で体験してください。また、学校の授業では普段しない題材へのアプローチや指導法で、新鮮味のあるレクチャーをし、MaeL流を習得しやすいように、工夫した授業をしています。
ご来塾をお待ちしています。✌(^_^)/~